日々の法務 - 日蓮宗大孝山 神野寺

日蓮宗大孝山神野寺

みなさまとの出会いを大切に
敷居は低く、こころざしは高く、こころ温まるお寺を

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『彼岸会法要のご案内』

日々法務で走り回っております。

当山(私)の考え「依頼されれば何処にでも~」を証明するかのように

昨年、2月に購入させていただいた車両も一年で2万4千キロ走行いたしました。

多くのご縁に感謝をしながら当山のさらなる再興をめざします。

今月はお彼岸です。

当山では3月17日午前11時より『彼岸会法要』を行ないます。

※檀信徒以外の方でも彼岸供養をご希望の方はご遠慮せずにご参拝ください。

お盆です

当山では、ご案内のように7月9日に「盂蘭盆施餓鬼会法要」を営みました。

盂蘭盆施餓鬼会法要 

当日は、まさに梅雨が明け猛暑日でご参列いただいた皆様には

狭い書院・堂内にて暑さに耐えながらの法要となりました。

本年は、「今、あなたが扇げば、周囲が涼む 今こそ、すばらしき風を・・・」

と印刷させていただいた神野寺特製団扇を製作しお配りいたしましたが

参列者の皆様は、遠慮されて法要中は扇いでいなかったようです。

当山は境内にお墓が無いので、お墓参りに合わせ法要参列と言った

形式にならないので、いったい何人の方が参列いただけるか?

心配なのですが、小寺の狭い書院・堂内には適度な人数の方々に参列いただけ

感謝しております。

P1050125 参列者ブログ

また、当日お越しいただけない方で読み上げ供養・塔婆供養等を

お受けしていた方々のご供養もしっかりさせていただきました。

暑い中ご参列いただいた皆様にご挨拶と簡単な法話をさせて

いただきました。

暑い中 少しだけお耳をお借りし法話を

 

すでにお伺いしているご家庭もありますが、明日よりお盆棚経に

お伺いいたします。

お盆のご案内です 

7月9日(土)午後1時より『盂蘭盆施餓鬼会法要』を行います。

お盆には、亡くなられたご先祖様の霊位が帰ってきます。

そのご先祖に報恩感謝の供養を捧げる仏事です。 

当山施餓鬼会法要の詳しい案内は昨日、檀信徒・ご縁のある方々へ

郵便にて発送いたしました。

それ以外の家の方でもご希望の方には発送いたしますのでお尋ねください。

また、お盆の棚経についても只今日程を調整中ですのでご希望の家の方は

お早めに希望日等をお知らせください。なお、限られた日にちの中で多数のお宅に

伺いますのでご希望日に添えない場合もありますのでご了承ください。

私にできること・・・・

大震災からまもなく4週間が経過します。

いろいろと私に何が出来るか?などと考えていますが

当山の住職として日々の勤めにおわれ、何も出来ていないのが現実です。

今の私に出来ることは、被災者の苦しみ悲しみを受け止めながら

日々のお勤めで犠牲者の供養をさせていただくこと、一日も早い復興を願うこと。

その程度のことしか出来ないのが現状です。

本日は、今月1日より 犠牲者の火葬供養を行っている

瑞江火葬場にてご供養させていただきました。

家族とも対面できないまま火葬供養される犠牲者のことを考えると

大変つらい読経でした。

「今を生きていられる 事、家族と共に過ごせる事、やがて家族に見守られ旅立てる事」

そんな普通な事がいかに大切なことか、この事実を法務等で出会う皆様に伝える事も

私の役目だと考えております。  合掌

『最後のキス』~素敵な家族

本日、新盆のお経に伺ったお宅は

昨年10月に奥様が40代半ばの若さで癌と闘い旅立れました。

今回伺うと、小学生の男の子が元気一杯に真黒に日焼けした顔で

「こんにちは~~」と出迎えてくれました。

「おっ ずいぶん日に焼けてるねぇ~」と言うと

「うん ハワイに行ってきた」との事

まだ小さなお子さんを残されて癌と闘い旅立たれた

奥様のお気持ちを常に考えておりましたが 

元気に出迎えてくれた様子を見てまずは安心いたしました。

そして、この御家族の素敵な様子にいつも感動します。

昨年、お通夜に伺い ご主人へご挨拶をしている時に

ご主人の指に同じ指輪が二つ、 一つは奥様の指輪のようです。

翌日 出棺の時には、大勢の友人、親戚、家族が心をこめて花を~

いよいよ御棺を閉める寸前に 旦那さんが

今一度御棺に近づいて奥様へ『最後のキス』を 素敵な瞬間でした。

そして、今回の夏休みのハワイ旅行も

奥様が「ハワイ島から見える 最も綺麗な星を観たい」との願いを

かなえるために奥様の遺影と共に行かれたとの事です。

常に元気で明るい 娘さんと息子さん 

もちろん、寂しさはあるのでしょう ご主人はその様子も

常にそっと見つめ見守っておられます。

私の役目は、奥様のご供養をする事、そしてこの素敵な御家族を

見守り、子ども達の成長を見て奥様にお伝えする事なのでしょう。

 

※本内容は家の方の許可をいただきご紹介しています

『100点の報告』☆『いつも心に太陽』

ご縁をいただき本日お勤めさせていただいたお通夜でのことです。

ご家族より素敵なお話をお聞きしました。

67歳で旅立たれたお父様の話をされる息子さんから亡くなられる

数日前に癌で苦しみながらも自らの起業した職場に顔を出し

職場のデスクに座り「やっぱり、仕事場がいいなぁ~」と語った お父様

そして、お孫さん姉妹との素晴らしい約束

お孫さんが欲しいものをおねだりすると

「よし、じゃ~テストで5回 100点取ったら買ってあげる」と

この約束を果たす為に頑張った妹さんは4回100点を取って、

お爺さんへ見せて よし、あと1回に・・・

5回目のテストの結果を待っていたその時、お爺様は旅立たれました。

本日、学校へテストの答案用紙を受取りに行くと

100点の答案用紙が2枚もしっかりと約束を果たしたお孫さん

そして、お爺様も実はすでに約束の品物を購入していたそうです。

さらに、お姉さんは得意の書道で『いつも心に太陽』と書き

闘病中のベットから見えるところに飾り最後まで励まし

書道の検定を受けその合格書もまもなく届くとの事

もう少し早く届けば見せられたのに・・・と心に思いながら涙するお孫さん・・・・

「大丈夫だよ、 届いたら仏壇へ報告してね これからもいつも近くで見守ってくれる

から大丈夫! うれしい事、悲しい事、何でも相談してください」 と言わせて

もらいました。

『いつも心に太陽』 そう 太陽のように暖かくいつも見守ってくださった

お爺様だったのですね

これからも『いつも心にお爺様』 

明日、心をこめて御見送りさせていただきます(合掌)

※本内容は家の方の許可をいただきご紹介しています

お坊さんの家庭訪問?

本日は数件のお宅に【棚経】(たなぎょう)にお伺いいたしました。

【棚経とは】
お盆の時期に菩提寺の住職が、檀家の家を一軒一軒訪ね、

精霊棚(しょうりょうだな)や仏壇の前でお経を読むことを

棚経(たなぎょう)といいます。

当山では、ご希望の皆様のお宅に伺っております。

読経し各家のご先祖様のご供養を行うことは勿論ですが、

各家の方とお話をし互いに情報交換ができる事は大切な事だと考えて

おります。 

檀家信徒に関わらず棚経をご希望される方はご遠慮なく

ご連絡ください。

仏前式

最近は結婚式を行わない方も多いようです

挙式を行なう方は「教会式」「神前式」その他「人前式」などが多いようです。

それぞれに、意味深く、大切な挙式だと思います。

新たなる人生、新たなる家庭のスタートです。

さて、先日ですが、ANAインターコンチネンタルホテルにて

親戚の結婚式の式長(※)をさせていただきました。

通常「神前式」等に使われているお部屋を特別にお借りして

「仏前式」で執り行いました。

仏式の飾りつけをして

仏式の飾りつけをして

「仏前式」はまさに 夫婦として力を合わせ幸せな家庭を築く事を

御仏(みほとけ)の前で、両家のご先祖様にご報告するのです。

私たちには必ずご先祖がおります、今の自分達が存在しているのも

ご先祖さんたちの素晴らしき出会いがあったからなのです。

さらに、親戚付合いが薄くなっている現代ですが

結婚式等では、是非今一度互いの親戚・ルーツ等を見直す事も

大切でしょう。

「仏前結婚式」にご興味の方はご連絡くだされば詳しくご説明いたします。

 

 

 

※【式長】=結婚式を取りまとめる役割

通常仏前式では他に補佐役の「式監」(しきかん)一人

さらにその補佐役で「阿闍梨」(あじゃり)が二人程で執り行います

盂蘭盆施餓鬼会法要

当山では 少し早いですが

7月3日に盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)法要を執り行ないました。

小さなお堂で心をこめて

小さなお堂で心をこめて

わたくしが住職に就任し、はじめての施餓鬼会法要です。

ご縁をいただいている各家へご案内をお出しいたしましたが

はたして何人位の方々が法要に参列していただけるか?

不安を抱きながら準備を進め当日を向かえました。

檀信徒・仏縁者・当山再興にご尽力をいただいている方々等々に

参列いただきました。

ご参列の皆様と共に

参列の有無に関わらず、仏縁をいただき葬儀を勤めさせていただいた

昨年から本年6月にお亡くなりなられた方の新盆のご供養をはじめ、

檀信徒仏縁者各家のご供養をさせていただきました。

法要後には法話を・・・・

暑い中すこしお耳をおかりして

暑い中すこしお耳をおかりして

暑い中、狭い堂内にお集まりいただいた皆様に少しでも

何かを伝えられればと・・・・熱い思いでお話を

話の結びでもお集まりの皆様に伝えましたが

当山の盂蘭盆施餓鬼会は、檀信徒に限らず

ご先祖の供養を望まれるすべての方にご参列いただき

執り行なって行きたいと考えております

「お盆の季節」=「ご先祖の供養をしたい」

そんな気持ちになられた方は是非当山「盂蘭盆会施餓鬼会法要」へ

施餓鬼会法要以外でも、お盆のご供養もいたします。

ご自宅でのご供養をご希望の方は 棚経にお伺いいたします。

ご遠慮なくご連絡ください。

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