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知恩廟合同納骨式
11月19日、当山合同墓「知恩廟」合同納骨供養を執り行いました。
晴天に恵まれ、見事な富士山を背景に皆様と知恩報恩の思いを大切にご供養させていただきました。
新たに制作したパンフレットにございますように「それぞれの暮らしに寄り添う“柔らかな″お墓」の言葉とおり
当日も皆様それぞれの思いでお参りいただきました。
「知恩廟」のある湘南公園墓地茅ケ崎霊園の近くには”湘南に残された最後の蔵元”熊澤酒造など
素敵な場所などがあります。
参拝後に立ち寄りおいしい食事などを楽しまれるのもよいかもしれません。
明けましておめでとうございます🎍
『彼岸会法要のご案内』
日々法務で走り回っております。
当山(私)の考え「依頼されれば何処にでも~」を証明するかのように
昨年、2月に購入させていただいた車両も一年で2万4千キロ走行いたしました。
多くのご縁に感謝をしながら当山のさらなる再興をめざします。
今月はお彼岸です。
当山では3月17日午前11時より『彼岸会法要』を行ないます。
※檀信徒以外の方でも彼岸供養をご希望の方はご遠慮せずにご参拝ください。
新たなる年を迎え
新たなる年が皆様にとって素晴らしき年となりますように
昨年は色々な思いを持ちながら、命の尊さを伝える立場として
日々法務で東京~神奈川~埼玉~千葉・・・・ 日光から熱海等など
飛び回ってきました。ブログの更新も中々出来ませんでしたが、
本年はマメに更新したいと思っております。
本年も皆様のお力添えをいただきながらお寺のさらなる
再興を目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。
暑さ寒さも彼岸まで
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが
まさに、彼岸の入りにあわせ涼しくなりました。
心配なのは台風です、これ以上自然災害が増えないことを
心よりお祈りいたします。
お盆です
当山では、ご案内のように7月9日に「盂蘭盆施餓鬼会法要」を営みました。
当日は、まさに梅雨が明け猛暑日でご参列いただいた皆様には
狭い書院・堂内にて暑さに耐えながらの法要となりました。
本年は、「今、あなたが扇げば、周囲が涼む 今こそ、すばらしき風を・・・」
と印刷させていただいた神野寺特製団扇を製作しお配りいたしましたが
参列者の皆様は、遠慮されて法要中は扇いでいなかったようです。
当山は境内にお墓が無いので、お墓参りに合わせ法要参列と言った
形式にならないので、いったい何人の方が参列いただけるか?
心配なのですが、小寺の狭い書院・堂内には適度な人数の方々に参列いただけ
感謝しております。
また、当日お越しいただけない方で読み上げ供養・塔婆供養等を
お受けしていた方々のご供養もしっかりさせていただきました。
暑い中ご参列いただいた皆様にご挨拶と簡単な法話をさせて
いただきました。
すでにお伺いしているご家庭もありますが、明日よりお盆棚経に
お伺いいたします。
戒名を自分で・・・?
最近、聞く話ですが 「戒名を自分でつける」 「家族がつける」
そんな方が実際にいるようです。
ネットのニュースにも同様の内容が記載されていました。
(あえてリンクはいたしません)
戒名(※法号)について判りやすくせつめいさせていただきます。
最初に申し上げますがこちらに記載する内容、考え方は当山住職の
考えるところです。宗派や各寺院の考え方、地域性等で大きく異なる場合も
ありますのでご注意ください。
さて、戒名(法号)とは、信ずる教えに従って歩みその証として信仰の師と
仰ぐ方から授与される名前である。
近年の考え方としては「死後の名」と理解されることが一般的であるが
実際、当山では旦那様の葬儀時に奥様がご一緒に法号を授与された方々
もおられます。
本来は「信仰の証として、名をいただく」その事が大切なのですが
実際のところ亡くなられてから「さぁ~戒名をいただくには・・・」
お寺にいくら払えばいいのか? などと悩まれたり、時にお寺側の
説明不足や考え方の違い等で、行き違いになられる事も多いようです。
さて、話しを戻しますが、「戒名は自分でつける」は間違えです。
「戒名は自分で考える」ならば私はある意味で同調いたします。
勘違いのないように補足いたしますが、仏弟子として信仰心をもって色々と学び
その上で、信仰の師となる僧侶(住職)とご相談の上で、その方から
授与される事が正しいと思います。
自身の戒名(法号)だから自分の大切な字を含みたい、こんな意味を含みたい
今生での歩みを字で表したい、などの思いがあれば是非真剣に考えて
みてください。
そして、菩提寺等に通って信仰の基本をしっかりと学び、
信仰の師と思える僧侶と相談の上で素敵な戒名(法号)を授与されてください。
お身内の方の戒名を授与していただく場合も、
その方がどの様な方だったか家族からみてどんな人だったか、趣味やお仕事
性格等をしっかりとお伝えして授与されることが大切だと思います。
菩提寺(お墓があるお寺)がない方で、ご相談がある方は
ご遠慮なくご連絡ください。
◆信仰なしに本などを参考に字を並べただけでは、
戒名(法号)にはなりえないでしょう。
※日蓮宗では戒名を法号と言います。
東日本大震災発生から
本日は東日本大震災発生日から49日になります。
当山でも同時刻に49日忌の読経をいたします。
犠牲にあわれた皆様にご供養させていただき、ご冥福をお祈りし
被災地の一日も早き復興、被災者の皆様が心穏やかに暮らせる日が
訪れるように願っております。
下記は日蓮宗の震災にむけた祈りの言葉です。
◆祈りの言葉◆
合掌
恭しく仏、法、僧の三宝の御前に合掌し、祈りを捧げます。
謹んでお題目の功徳をもって、東日本大震災により尊い
いのちをなくされた方々のご冥福を、心からお祈りいたします。
南無妙法蓮華経
さらに願わくは、本仏釈尊の慈悲の光があまねく世を照らし、
困難な日々を強いられている被災者の方々には、一日も早く心身ともに
安らかな時を迎え、被災地の復興が速やかに達成されますよう、
お祈りいたします。
南無妙法蓮華経
私たち日蓮宗宗徒はいのちを尊び、立正安国の教えのもと、
異体同心をもって「安穏な社会づくり」に邁進することを
お誓いいたします。
「我、深く汝等を敬う。敢えて軽慢せず。」
南無妙法蓮華経
* 「我、深く汝等を敬う。敢えて軽慢せず。」とは、法華経常不軽菩薩品で、
常に敬いの心をもって人と接すべきことを説いた教えです。
立正安国・お題目結縁運動では、この「但行礼拝」の深敬精神を運動
の基本精神としています。
私にできること・・・・
大震災からまもなく4週間が経過します。
いろいろと私に何が出来るか?などと考えていますが
当山の住職として日々の勤めにおわれ、何も出来ていないのが現実です。
今の私に出来ることは、被災者の苦しみ悲しみを受け止めながら
日々のお勤めで犠牲者の供養をさせていただくこと、一日も早い復興を願うこと。
その程度のことしか出来ないのが現状です。
本日は、今月1日より 犠牲者の火葬供養を行っている
瑞江火葬場にてご供養させていただきました。
家族とも対面できないまま火葬供養される犠牲者のことを考えると
大変つらい読経でした。
「今を生きていられる 事、家族と共に過ごせる事、やがて家族に見守られ旅立てる事」
そんな普通な事がいかに大切なことか、この事実を法務等で出会う皆様に伝える事も
私の役目だと考えております。 合掌
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